今回は課題曲Day by Dayをお一人ずつ歌っていただく日でした。 スイング、バラード、ボサノヴァなど、それぞれお好きなスタイルを選んでいただいて歌っていただきました。
次の課題曲はYou belong to me。こちらもいろいろなアーティストのものを聞いていただきました。この曲といえば、私はジョースタフォードでもジョニジェイムズでもなく、山下達郎のOn the street cornerの1曲目! 達郎がひとり多重アカペラで往年のポップス名曲をカバーしたアルバムです。通算3枚でてるのかな。それの一番最初に入っていた曲でした。 達郎はなかなか過去アルバムをサブスクの方にいれてくれないし、家と事務所のCDの棚のカオスから、過去のものを探すのが死ぬほど時間がかかるので、すぐ取り出して聴けないのが悲しい。 あのYou belong to me からClose your eyes、スパニッシュハーレムのイントロに入っていく流れ…。聴きながら、だいたいその後寝てしまうというパターンなので、その流れしか覚えていないともいえる(笑) けっこう毎度言ってるけどこの流れが大事だったし、あー次これ来るっていうその楽しみがあったですね。順番に聞くことを想定して作られているアルバム。もっと前はA面を裏返してB面に行く流れ。たぶん達郎もこういう「つまみ聴き」されるのがいやってのも過去作をサブスクに入れない理由の1つなんだろうな。 テレビもお茶の間に座って次の番組を待つような。CM退屈だなと思いつつ。眠い目こすりつつ、深夜ラジオの時間を待って結局寝ちゃって走れ歌謡曲聴いてるっていう。なつかしい失ったムダ時間が、いまはちょっと憎らしくうらやましい。
0 コメント
今月の課題曲は「Stardust」 ホーギー・カーマイケルはアメリカ音楽史においても重要な作曲家で、自身もソングライターの殿堂入りをしていますが、中でもこの曲は、グラミー殿堂入り、アメリカ議会図書館のNational Recording Directoryのアメリカ音楽史の中の重要曲リストに選ばれています。わりと最近"Body and Soul"にその地位を奪われるまで、レコーディング数も一位の曲でした。 そんな往年のスタンダードが生まれた背景とともに、ナット版のヴァースの分析、そして実践での歌のポイントなどをお伝えしつつ、練習しました。 今回のBonus Trackはヴァースの歌い方のコツもお伝えしました。 さて1月からはじまったこの講座の1stシーズンが終了。 8月からの2ndシーズンもおなじみのスタンダードが続々登場します。11月はパブリックドメインのスタンダードをやって、クリスマスはそれを歌っていただく、オンライン発表会もやる予定。 講座のみなさんの雰囲気もやわらかくて、前回のマイクスタンドたおす事件「心配で夢に出てきました」って言ってくれる方もいて、やさしさにつつまれてるー。 画面ごしとはいえ、毎月お会いするのが楽しみです。2ndシーズンもたくさんのすてきな方々に会えますように。 壊しても大丈夫なように、予備スタンドを2個買ったよー。これでしばらくは安心!.
毎日文化センター水曜講座7月第1週は、課題曲「Memories of you」を練習しました。水曜講座はしばらくおやすみしていた方も戻ってきて、にぎやかになってきました。懐かしい顔に再会できるのはうれしいものです。
一方で、非対面のオンラインレッスンのほうもだいぶ形になってきました。ツールはやはりいろいろ試行錯誤したのですが、なんだかんだでzoomに落ち着きました。そりゃーリアルレッスンの方がやはりいいよなと前は思っていたのですが、かれこれ本格的に1年やってみて逆にオンラインだからこそ発見できることや、お教えできることがあったりするんですよね。そういうことに気づく瞬間が面白いです。 コロナが落ち着いても、このスタイルは続けていきたいなと思っています。 またサイトの方もオンラインレッスンのコンテンツをしっかり作っていきたいと思っています。 7月1回目の毎日文化センターの課題曲は「Day by day」です。シンプルイズザベスト。という感じのスタンダードですが、その分いろいろなアレンジで遊べる曲でもありますね。
今回は定番のスイング、バラード、ボサノヴァといろいろなアレンジで練習してみました。 アレンジを組み合わせてもいいですね。私が聞いたものでは、エイトとフォービートを組み合わせたものもすてきだったです。講座で紹介しきれなかったおすすめをすこし追加しておきます。 ●バラード+ボサノヴァ ピアニストであり、ボーカルも味わいあるイリアーヌ。これはボサノヴァ定番とボサノヴァアレンジを集めたアルバムの最後のナンバー。アルバムにはイヴァン・リンスの「Anjo de Mim」の英語版カバー「I'm not alone」を取り上げていて、コーラスにご本人登場、トゥーツ・シールマンスも2曲ゲストで参加しています。 youtubeはこちら。 ●スイング フランス系、ニューヨークで活躍中のシリル・エイメーのライブ盤より。スキャットがたのしい。彼女のワークショップに出たとき、スキャットがなぜそんなにかっこいいんですかという質問に、ふだんルーパーを使ってえんえんとスキャットで遊んでるからと教えてくれました。 youtubeはこちら。 はやくも7月になってしまいました。LINE公式アカウント、noteの方に「今月の歌」をお届けする予定なのですが、もうしばらくお待ちください。 さて、その今月の歌は、朝日カルチャーの今回の課題曲にした「Polka dots and moonbeams」です。 この曲は演奏者にはとても人気があって、ド定番といえばエバンス、ウェス・モンゴメリー、バド・パウエルあたり。でも歌っている人は意外と少ないのです。なんでかなーと思ってたんだけど、どうも歌詞がひっかかる人が多いらしいです。そのあたりのお話をまた載せますね。 あとこの曲はサビがけっこうややこしいので、メロディ通り歌ってる人が少ないです。サラとかは例によってフェイクのフリして、たぶんメロディうろ覚えで歌ってる状態だと思います(笑)天才だからいいんだよ、それで。ただ私のような盆栽じゃなかった凡才はやはりきちんとメロディをおさえておきたいので、講座で取り上げると自分もあらためてチェックできるので、とてもありがたいです。 私自身はネイティブの人がひっかかる歌詞も「いやいやかわいいじゃないか」と思いますので、愛着ある歌ですね。いいなと思う方にどんどん歌ってほしい曲です。 現代モノでは、一番いいなと思うのはステイシー・ケントですね。自然体な彼女のキャラにもよく合ってる。 ゴールデンウィークの振替で、6月3回めの水曜講座。Way you look tonightをお1人ずつ歌っていただきました。みなさん、いい感じでしたよ。さらに後半は、新しい課題曲、Memories of youの歌詞を勉強しました。いまの歌詞がぎっちり入った感があるポップスと比べると昔の曲はのどかですよねえ。行間がありまくりというか。スタンダード=退屈っていうイメージがある人もいますが、たまにはこういうスキマがあるものが聞きたいときもあります。
今日、面白いよって教えてもらったツイッターの人、その人もデザインと図解の人なんですが、ああいかにもウェブ育ちだなあというところが感じられるのですよ。すごくきれいに作られているんだけど、「間」がないんです。「隙」もないんです。どうも私とかは印刷育ちなので、すばらしいなとは思いつつ、息苦しさを感じてしまったり。 「間」というか「空(くう)」というか、そういうものに思いをはせている夜中なのでした。 レタープレス(活版)でいろいろ刷ってくれる私が好きな印刷屋さん。ここの動物名刺かわいいっすよ。 手紙用品・ステーショナリー/ハグルマ |
アーカイブ
11月 2024
カテゴリAuthor:石橋万里子こちらのブログではレッスン、講座、ライブなどの新着情報をご紹介しています。 |